遊フェイスのゲーム日誌

主にTVゲームの感想とか書いてます。遊戯王もやります。

PS4 デジモンワールド ネクストオーダーをクリアしたのでレビューを書いてみた

ネタバレがありますのでご注意ください。

 

 

 

ゲーム内容の紹介

二体のパートナーデジモンを育て上げ冒険し、街にデジモンたちを集めるのが主な目標になります。

もう一つは、各地で起こっている謎の現象、デジモンがムゲンドラモンになってしまう謎の解決ですね。

これら二つのことを並行しながら進めていく感じです。

 

ゲームの流れについて

街にデジモンを集めるとアイテムショップを開いてくれたり、アイテム預り所ができたりと、街が発展していきます。ゲーム内では繁栄度という言葉で表されます。

この繁栄度が一定以上になるとフラグが解放され、ストーリー(謎の現象の解明)が進んでいきます。

繁栄度を上げるには、パートナーを連れて街の外に飛び出し、困っているデジモンを助けることや、戦うことで街に誘い、上げることができます。

また、パートナーには寿命があります。(ゲーム内での1分は現実での1秒に相当します。)なので流れとしては、

①寿命が来る少し前までトレーニング(一回につきゲーム内で1時間必要です。トレーニング中にボタンを押せば省略できます。)

②残りの日数を使って冒険をする

の繰り返しになります。

寿命を迎えると、パートナーはデジタマに転生し、能力をある程度受け継いで生まれてきます。そのため代を重ねるごとに強く育てられるようになっています。

本作はステージによって敵の強さがガラリと変わります。そのため、序盤はどうやっても行くことができない場所が存在します。敵が強すぎて進むことができないのです。完全体になっても、レベル(シンボルエンカウントで、戦う前に把握できます)が高い成長期にあっさりやられたりします。

また、フラグ管理が厳重になっており、きちんと手順を踏まないとイベントが進まないようになっています。この辺の自由度の低下は少し気になりました。

 

バトルシステムについて

基本的にはパートナーデジモンが自分で考えて戦ってくれます。主人公は一定の間隔で使える声援、OPを使っての指示、アイテムの使用、逃亡をするといった物の中から選択して行動します。

OPとはORDER POWERの略で、パートナーデジモンの技を任意のタイミングで出させたり、必殺技を使うといった行動を指示する際に使用するものです。

OPは声援をすれば貯まります。その際、攻撃を当てたタイミングで丁度良く押すと、普通よりも多く貯まります。

攻撃を当ててないパターンです。

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攻撃を当てたタイミングだと、

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こうなります。これで貯めたポイントを使い、

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技の指示ができます。この画像だと、マッハジャブを指示するのに使うポイントが35ポイントになります。なお、150ポイントで必殺技を放つことができます。画像では足りてないので撃てませんが。

・ExEについて

最大の特徴がExEと言われるシステムでしょう。二体のデジモンが合体して新たなデジモンになります。ただし一日に一回(ゲーム内での時間です)しか使えません。二体ともOPを150ポイント以上にしてキズナとデジ仲が高いときに発動できます。

また、全滅時にも三割ほどの確率で発生します。

本作は強い敵が多く、これなしでのクリアは困難です。調整もこれを前提にしているのかな?と思うほどです。

 

まとめ

本作は究極体まである都合上、育成にかける時間が多くなりがちです。序盤はそれでもよかったのですが、終盤になるとトレーニングの繰り返しに飽きてきてしまいました。

というのも、ボス戦ではほぼ確実にExEを使わないと勝てない上に、雑魚的ですら生半可なステータスでは太刀打ちできません。

そのため、トレーニングに日数を割きすぎて、冒険の時間が確保できないのです。街に加入してもらうために戦うデジモンも強く、ExEを使う→次の日までトレーニングの流れが多く、なかなか繁栄度が上がりませんでした。

それでもコンセプト自体は面白く、どんどん街が発展していく様や、能力が高くなっていくパートナーを見るのは達成感がありますね。

また、初代デジモンワールドのネタが散りばめられているので、初代ファンにはおススメです。初代からちょっと冒険の自由度が落ちますが、それ以外の点はおおむね改善されていると思います。

以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。

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