ホライゾンゼロドーン ストーリーについて思うこと
はじめに
ネタバレがありますのでご注意ください。
ストーリーについて
設定が練られているのは良いですが、それを押し付けてくるようなゲームは苦手です。
なぜ文明が衰退したのか。なぜ高度な技術で作られている機械獣が存在するのか。そしてなぜ機械獣が襲ってくるのか。
そういう理由付けのために、ストーリーや設定が必要だと思うのです。
物語の本筋だけを追っていくと、
機械獣の暴走→人類絶滅→AIによるテラフォーミングと生物の復活→システムが暴走して再び人類の危機、という流れです。
が、ゲームをクリアしても明かされない謎があります。システムを暴走させた犯人です。(間違っていたらすみません。)
その割に世界観や歴史に関する情報量が多い、という部分に押しつけがましさを感じました。
世界観のヒントを示すものから、個人の日誌まで様々な内容があります。
中身はこれくらいの文量です。
ゲーム本編では、本筋の他に、過去の時代の人がどのように生きたか、どんな思いでいたかを日誌や音声ファイルといった形で残されています。
現代(ゲーム本編)においても、掟に従い生きる部族での差別、狂王による惨殺での部族間の軋轢など、非常に丁寧に人間模様が描かれています。
にもかかわらず、肝心の本筋に関わる部分に謎を残しています。
いままで苦労して世界観や歴史上の出来事をお勉強してきたのに、最後まで答えが明かされない問題があります。
この点が非常にもやもやしますね。いままでのプレイそのものを否定された気分になります。続編への布石かもしれませんが、こういう終わり方は嫌いです。
以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。