【サイバース族】のエクストラリンク考察【マスター・リンク編】サイバース・マジシャンについて
はじめに
リミットレギュレーションは2018年07月01日適用のものとなります。
ストラクチャーデッキ マスター・リンクの発売で、【サイバース族】で初手2枚からエクストラリンクが可能になりました。
トポロジック・ガンブラー・ドラゴンを絡めた4ハンデスの動きも開発されているようです。
今回は、トポロジック・ガンブラー・ドラゴンを絡めずに、ファンデッキとしてサイバース・マジシャンを出すことを考察していきたいと思います。(ガンブラーはリボルバーのカードなので、あくまでプレイメーカーのファンデッキを作りたいという思いからです。)
初手2枚からエクストラリンク
《レディ・デバッガー》と《サイバネット・コーデック》2枚でエクストラリンクから4ハンデスすることができます。最終盤面はこちら。(相手のターンです)
しかし、あくまでファンデッキなので、リボルバーのカードは使いたくないという(鉄の意志)から、最終盤面を少し変えてみました。エクストラリンクは崩れますが、エクストラゾーン2か所を塞いだ上で、《ファイアウォール・ドラゴン》の効果を残してターンを渡すことができます。
初手3枚でエクストラ封じ+《サイバース・マジシャン》
上記の初手2枚に、《ワンタイム・パスコード》または《星遺物を継ぐもの》または《死者蘇生》で
エクストラモンスターゾーンを2箇所使用した上に《サイバース・マジシャン》が立ちます。
さらに、《サイバース・マジシャン》と相性がいい《ハニーボット》も隣に立たせることができます。
最終盤面はこちらになります。(自分のターンです)
《サイバース・マジシャン》は、自分フィールドにリンクモンスターが存在する限り、
相手は自分フィールドの他のモンスターを、攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない、という効果を持ちます。
戦闘破壊と、自身を対象にする効果は防ぐことができません。
その弱点をカバーするのが《ハニーボット》です。このカードのリンク先のモンスターは効果の対象にならず、戦闘では破壊されないという効果を持ちます。
2体並べることで、強固なロックを作ることができます。
必要なカードの一覧と手順
メインモンスター(9枚)
《マイクロ・コーダー》、《ドットスケーパー》、《フォーマッド・スキッパー》、《ガベージコレクター》、《バックアップ・セクレタリー》、《レディ・デバッカー》、《ROMクラウディア》、《デグレネード・バスター》、《サイバース・マジシャン》
魔法(4枚)
《サイバネット・コーデック》、《サイバネット・オプティマイズ》、《サイバネット・リチューアル》、《星遺物を継ぐもの》または《ワンタイム・パスコード》または《死者蘇生》
エクストラモンスター(12~13枚)
《リンク・ディサイプル》(《ワンタイム・パスコード》を使うときは2枚)、《トークバック・ランサー》、《リンクリボー》、《セキュア・ガードナー》、《サイバース・ウィッチ》、《ハニーボット》、《コード・トーカー》、《フレイム・アドミニスター》(リンク2のサイバース族なら何でもいいです)、《トランスコード・トーカー》、《エクスコード・トーカー》、《エンコード・トーカー》、《ファイアウォール・ドラゴン》
《サイバース・マジシャン》、《サイバネット・リチューアル》、《ROMクラウディア》の3枚はデッキにある必要があります。
手順は以下の通りです。ゾーンの説明のため、便宜上メインモンスターゾーンを左からM1、M2、M3、M4、M5、エクストラモンスターゾーンを左からE1、E2とさせていただきます。
①《サイバネット・コーデック》を発動。
②《レディ・デバッカー》を召喚。効果で《バックアップ・セクレタリー》をサーチ、そのままSS。
③《レディ・デバッカー》《バックアップ・セクレタリー》でE2に《サイバース・ウィッチ》。
④《星遺物を継ぐもの》で《レディ・デバッカー》か《バックアップ・セクレタリー》をM3かM4に蘇生。
⑤《星遺物を継ぐもの》を除外して《サイバース・ウィッチ》の効果、《サイバネット・リチューアル》と《サイバース・マジシャン》をサーチ。
⑥《サイバース・ウィッチ》の効果で《レディ・デバッカー》か《バックアップ・セクレタリー》を蘇生。
⑦《レディ・デバッカー》と《バックアップ・セクレタリー》でM4に《コード・トーカー》。
⑧《サイバネット・コーデック》の効果で《マイクロ・コーダー》をサーチ。
⑨《サイバース・ウィッチ》と手札の《マイクロ・コーダー》でE1に《トランスコード・トーカー》
⑩《マイクロ・コーダー》の効果で《サイバネット・オプティマイズ》をサーチ。《サイバネット・コーデック》の効果で《ドットスケーパー》をサーチ。
⑪《トランスコード・トーカー》の効果でM2に《サイバース・ウィッチ》を蘇生。
⑫《サイバネット・オプティマイズ》を発動し、効果で《ドットスケーパー》を召喚。
⑬ 《サイバース・ウィッチ》と《ドットスケーパー》でM2に《エンコード・トーカー》
⑭《サイバネット・コーデック》の効果で《フォーマッド・スキッパー》サーチ、《ドットスケーパー》の効果で墓地からSS。
⑮《エンコード・トーカー》と《ドットスケーパー》でM2に《ファイアウォール・ドラゴン》
⑯《トランスコード・トーカー》でM1に《セキュア・ガードナー》。
⑰《ファイアウォール・ドラゴン》の効果でM3に《フォーマッド・スキッパー》。
⑱《フォーマッド・スキッパー》でE1に《リンクリボー》。《フォーマッド・スキッパー》の効果で《デグレネード・バスター》をサーチ。
⑲《ファイアウォール・ドラゴン》の効果で《レディ・デバッカー》とレベル1を回収
⑳《セキュア・ガードナー》と《リンクリボー》でE1に《フレイム・アドミニスター》
㉑《ファイアウォール・ドラゴン》の効果でM3にレベル1モンスター。
㉒墓地の《リンクリボー》の効果でレベル1モンスターをリリース、M3にSS。
㉓《ファイアウォール・ドラゴン》の効果でM1に《レディ・デバッカー》。
㉔《リンクリボー》と《フレイム・アドミニスター》でM3に《エクスコード・トーカー》
㉕《サイバネット・コーデック》の効果で《ガベージコレクター》をサーチ、《ファイアウォール・ドラゴン》の効果でM5にSS。
㉖《ガベージコレクター》の効果で《レディ・デバッカー》を手札に戻し、M1に《ROMクラウディア》をSS。
㉗《ガベージコレクター》でE1に《トークバック・ランサー》。
㉘《トークバック・ランサー》の効果で《ファイアウォール・ドラゴン》をリリースして、墓地から《トランスコード・トーカー》を蘇生。
㉙《ROMクラウディア》の効果で《コード・トーカー》をリリースしてM4に《ファイアウォール・ドラゴン》を蘇生。
㉚《ROMクラウディア》でE2に《リンク・ディサイプル》。
㉛墓地から2体除外してM5に《デグレネード・バスター》。
㉜《サイバネット・リチューアル》を発動。リリースはフィールドの《デグレネード・バスター》。M1に《サイバース・マジシャン》。
㉝《ファイアウォール・ドラゴン》の効果でM5に《レディ・デバッカー》。
㉞《トランスコード・トーカー》と《レディ・デバッカー》でM2に《ハニーボット》。
※《星遺物を継ぐもの》ではなく《ワンタイム・パスコード》の場合、トークンを《リンク・ディサイプル》にしてから《コード・トーカー》をSSしてください。
以上になります。
おわりに
必要な札を3積みしても、なかなかこの3枚が揃うことありませんでした。ただ、《サイバネット・コーデック》さえ引ければ、残りのカードでエクストラリンクまでいけることも多かったため、まだ研究する余地がありそうです。
以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。